「2009年10月 記す」
ストロボのスレーブ発光アダプター 01
おじんたぬき の ホームページには 山野草の写真集があります。
山地の暗い林の中で写真を撮る時に、明るさが足りなくて苦労しています。


前々から、普通のストロボとか、レンズに付けるリングストロボなどは持っていて 試しましたが、小さな山野草の花は良く撮れるのですが、バックグラウンドが暗くなりすぎて 嫌いでした。


左の写真は、自宅の鉢植えのベコニアの花を薄暗い部屋の中で、リングストロボを使って撮りました。
背景が極端に黒いコントラストの一例です。

思い立って、ジャンクのストロボをオークションで沢山買い込みました。
買ったはいいけど、どうやって役立てようかと考えました、リングストロボと同時発光させて、バックグラウンドを明るくすれば、暗い林の中の山野草写真が綺麗に撮れるかと思いました。

同時発光( スレーブ発光 )するストロボは安価で売られていますが、おじんたぬき はこのジャンクのストロボを使おうと思いました。
そのために、スレーブ発光アダプターを作ってしまいました。





近頃、売られているストロボは外部接点に出てくる電圧が5V前後の低電圧です。
近年のカメラ本体についているホットシューも同様に低電圧専用のが普通です。高電圧でも大丈夫なのもありますが、 低電圧用と考えておいた方が無難です。

古いストロボを使う時に、ストロボのホットシュー又は、X接点には 150V〜200Vの高電圧が出ています。
その電圧を降下させてこのアダプターの動作用電源に利用しています。  更に、その線を利用してストロボを光らせます。

フォトトランジスターで閃光を感知してサイリスターでストロボ接点をON( ショート ) しています。

部品は、秋葉原の千石電商で合計500円以下で買えます。

左の写真は、上記の基板を組み込んだ完成品です。( ケースの外径は 30x20x50mm )

TSP615 フォトダイオードのケースへの取付は、3mmのドリル刃でケースに穴を開けて、 TSP615の先端をケースの内側から堅めですが割り箸等で押し込むと接着剤はいりません。

ストロボと上記アダプターとの取付は、下図のような物を利用して、
ストロボのホットシュー端子と左のアダプターを繋げば良いと思います。



エツミ E-519 ホットシューコード付 1.365円
        UN−7415 のホットシューPCコネクター 1,449円も同じです。

左図のX端子コネクターのメスが手に入りませんので、上記のアダプターと繋ぐのに、
私の場合は、千石電商で売っている
1.3φDCコネクター のオス、メス( プラグ、ジャック )に取り替えています。



ホットシューあるいはX接点の低電圧化変換アダプター

動作原理は上記と同じで、ストロボを光で光らせるか、スイッチで光らせるかの違いです。
スレーブアダプターではありません

昔のストロボを使う時には、X接点の制御電圧 DC200Vを、安全にカメラのホットシューに接続するために5V以下におとさなければ、場合によっては新しいカメラを壊してしまうかも知れません。
そこで、安全のためにアダプターを作りました。

トランジスターBN1A4Mは10K抵抗内蔵です、手持ちだったので使いましたが、2SA1015のような汎用トランジスターなら何でもOKです。但し、抵抗内蔵ではないので10kΩの抵抗を付けて下さい。

次のストロボは動作検証済みです。
National PE3000 Autopana 2810 2850 Toshiba TS-140 Toshiba 5020 Stanlay Auto25 Kako AutoBeam Yashica MS-20DX Soliger MK3 Owen 260


黒ケースは タカチ SW-40  外径は( 30x20x40mm )

変換アダプター下部のカメラへの取付ホットシューは、ジャンクのストロボからネジ止めのを選んで 取り外して使用しました。

ホットシュー付きストロボへのアダプターからの取付は上記のエツミ E-519 を使って取付ました。




新型カメラではスレーブ発光しますが、写りません!!

近頃のカメラは、内蔵ストロボが高度機能になって、自動調整機能のために先ず、数十分の一秒前に
一度光らせて反射してくる光で能力を調整して、すぐに本発光をします。
人間の目では、本当は二回光っているのに、一回にしか見えません。
上記ストロボアダプターは、一回目で同期発光してしまうために、カメラのシャッターが切れる時には
スレーブストロボは発光が終わってしまっていて役に立たないのです。


解決は、 次ページ です。

                    





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